永原 陽子

最終更新日時:2017/09/12 22:37:10

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氏名(漢字/フリガナ/アルファベット表記)
永原 陽子/ナガハラ ヨウコ/Yoko Nagahara
所属部署・職名(部局/所属/講座等/職名)
文学研究科/現代文化学専攻現代文化学講座/教授
学部兼担
部局 所属 講座等 職名
文学部
取得学位
学位名(日本語) 学位名(英語) 大学(日本語) 大学(英語) 取得区分
文学修士 東京大学
研究テーマ
(日本語)
南部アフリカ史 比較植民地史
(英語)
history of Southern Africa comparative history of clonialism
研究概要
(日本語)
私はこれまで植民地時代の南部アフリカ地域の歴史を研究してきた。とくに、19世紀末から第二次世界大戦期の同地域におけるドイツ、イギリス、ポルトガルの植民地主義および南アフリカのアパルトヘイト型植民地主義の諸相とその下でのアフリカ人社会の変容とを分析してきた。そのさい、それらの諸帝国の植民地相互の地域的連関、また同時代世界史諸地域との関係を重視してきた。この研究の中から、植民地主義暴力と脱植民地化研究の新視角として「植民地責任」の概念を提唱し、当該時期が20世紀全体を通して問題化するこの概念の出発点となることを明らかにしてきた。また、そのような視角から、アジアにおける植民地主義と南部アフリカにおける植民地主義とが相互に連関し、兵士や労働者の移動を通じて帝国主義世界の構造をなしていたことに注目してきた。現在はとくに、植民地兵とそれに伴う女性の超域的な植民地間移動に注目し、植民地暴力とジェンダー化された権力との関係について研究している。 また、以上の研究と共通の問題関心から、植民地主義と音楽についての研究を進めている。
(英語)
I have been working on the history of Southern Africa in the colonial era, focusing on the features of German, British and Portuguese colonialism and South African colonialism of Apartheid type and the transformation of the African societies under them. A special attention has been paid to the relationship of the Empires in the region and its connectedness with other regions of the cotemporary world. Based on this research I proposed the notion of “colonial responsibility” as a new perspective in the study of the history of colonial violence and decolonization.This notion started being shaped in the early 20th century and became decisive throughout the century. From the perspective I have been dealing with the relationship of the colonialism in Southern Africa and Asia through the movement of soldiers and labourers.Currently I’m reseraching the relationship of colonial violence and gendered power structure in the colonies through the trans-regional movement of colonial soldiers and related women.
研究分野(キーワード)
キーワード(日本語) キーワード(英語)
歴史学 historical studies
南部アフリカ Southern Africa
植民地主義 colonialism
植民地責任 colonial responsiibility
ジェンダー gender
研究分野(科研費分類コード)
科研費分類コード
史学一般
論文 > 論文
(文系研究者の一般的な論文集への寄稿や単行本の分担執筆などは「著書等」を参照してください)
著者名 タイトル 書誌情報等 年月 査読の有無 言語
永原 陽子 「戦後日本」の「戦後責任」論を考える―植民地ジェノサイドをめぐる論争をてがかりに 歴史学研究,921,1-10+22 2014/08 日本語
永原 陽子 ナミビアのウラン鉱山と世界・日本―南部アフリカの歴史と今から― 神奈川大学評論,76,54-63 2013/11 日本語
永原 陽子 植民地研究の現在―アフリカ史の場合 歴史評論,752,50-62 2012/12 日本語
永原陽子 「戦争責任と『植民地責任」 第10回日韓・韓日歴史家会議報告書』(日韓文化交流 基金、2011年)、pp.25-35 2011 日本語
永原 陽子 植民地体制の国際化と『植民地責任』―南部アフリカを手がかりに―」『歴史学研究 歴史学研究,872,2-10 2010/10 日本語
永原 陽子 『植民地責任』に国際社会と日本はどう向き合うか 女たちの21世紀,62,23-26 2010/06 日本語
永原 陽子 ボンデルスヴァルト空襲覚書―1920年代南部アフリカ植民地の小戦争 季刊戦争責任研究,63号,2-10 2009/03 日本語
永原陽子 現代アフリカと植民地戦争の記憶―ナミビアのヘレロをめぐる事例から 国立大学附置研究所・センター長会議第三部会(人文・社会科学)第5回シンポジウム『戦争―過去と向き合う』(東京大学史料編纂所、2009年)、 pp.2-14 2009 日本語
講演等 > 招待講演
(文系研究者の一般的な学会報告はこの項に収録されております)
タイトル 会合名 開催主体 年月 言語
植民地責任論におけるナショナリズムの克服―「慰安婦」の比較史から考える― [招待あり] 東北亜歴史財団国際学術会議植民地責任の清算の世界的動向と課題 2014/11/28 日本語
19世紀末~第一次世界大戦期南部アフリカ植民地の戦争と災害 [招待あり] 史学会125周年事業リレーシンポジウム2014「近代における戦争と災害・環境」 2014/11/08 日本語
植民地ジェノサイドと世界史―植民地主義と全体主義の連続性をめぐる最近の議論から― [招待あり] 高麗大学校民族文化研究院「植民地研究の最前線」第4回 2013/10/18 日本語
Colonial Violence/Colonial Guilt/Colonial Responsibilities in World History [Invited] 2013/10/17 英語
現代史の中の「植民地責任」―アフリカ植民地を中心に [招待あり] 東北亜歴史財団シンポジウム「韓日協定体制と『植民地』責任の再照明」 2012/06/22 日本語
戦争責任と『植民地責任』 [招待あり] 第10回日韓・韓日歴史家会議 2010/10/30 日本語
植民地体制の国際化と『植民地責任』―南部アフリカを手がかりに― [招待あり] 歴史学研究会大会 全体会 2010/05/22 日本語
講演等 > パネル
(文系研究者の一般的な学会報告はこの項に収録されております)
タイトル 会合名 開催主体 年月 言語
Asia and Africa in World War II The First Congress of the Asian Association of World Historians 2009/05/30 英語
講演等 > 一般講演
(文系研究者の一般的な学会報告はこの項に収録されております)
タイトル 会合名 開催主体 年月 言語
"Conceiving historical reconciliation in East Asia in the context of world history of decolonization Jeju Forum 2014/05/29 英語
メンディ号事件とケープ社会―アフリカの第一次世界大戦①― 日本アフリカ学会第51回学術大会 2014/05/25 日本語
History as an African Potential: ¬Conflict and Reconciliation in Relation to Namibia’s Colonial Past [Invited] 2nd African Forum: Harare] “Conflict Resolution and Coexistence through Reassessment and Utilization of “African Potentials” 2012/12/07 英語
世界史の中の植民地支配責任 [招待あり] 国際シンポジウム「植民地支配責任を考える―歴史と法のあいだ」 2012/02/18 日本語
著書等 > 著書
著者名 タイトル 出版社等 年月 言語
永原 陽子 「慰安婦」の比較史に向けて 歴史学研究会・日本史研究会(編)『「慰安婦」問題を/から考える―軍事性暴力と日常世界』岩波書店 2014/12
永原 陽子 マンドゥメ王の頭のゆくえ 歴史学研究会(編)『史料から考える世界史20講』岩波書店 2014/10
永原 陽子 世界史のなかの植民地責任と「慰安婦」問題 西野瑠美子ほか(編)『「慰安婦」バッシングを越えて―「河野談話」と日本の責任』大月書店 2013/06
永原 陽子 「世界史の中の植民地支配責任」 『植民地支配責任を考える―歴史と法おあいだ』同志社大学人文科学研究所 2012/03
永原 陽子 マンドゥメの頭はどこにあるのか―ナミビア北部・クワニャマ王国の歴史と現在 永原陽子(編)『生まれる歴史、つくられる歴史―アジア・アフリカ史研究の最前線から』刀水書房 2011/03
永原陽子 20世紀初頭西南アフリカにおける二つの植民地主義―『ブルーブック論争』から― 井野瀬久美惠・北川勝彦(編)『アフリカと帝国―コロニアリズム研究の新思考にむけて』(晃洋書房、2011年)、pp.252-274 2011 日本語
永原陽子 『韓国併合』と同時代の世界、そして現代―アフリカからの視点 国立歴史民俗博物館 (編)『「韓国併合」100年を問う―2010年国際シンポジウム, 岩波書店、2011 年、pp.242-252 2011 日本語
永原 陽子 ナミビアの植民地戦争と「植民地責任」―ヘレロによる補償要求をめぐって「植民地責任」論 永原陽子(編)『「植民地責任」論』青木書店 2009/04
永原陽子 南部アフリカに『真実和解委員会』が残したこと―植民地主義の過去をめぐっ て 金富子・中野敏男(編)『歴史と責任―「慰安婦」問題と一九九〇年 代』,青弓社、2008年, pp.163-175 2008 日本語
著書等 > その他
著者名 タイトル 出版社等 年月 言語
永原陽子 生まれる歴史、つくられる歴史―アジア・アフリカ史研究の最前線から 刀水書房、 2011年 2011 日本語
永原陽子 「植民地責任」論―脱植民地化の比較史 青木書店 2009/04 日本語
永原陽子 世界史史料8 帝国主義と各地の抵抗I 加藤博・栗田禎子・内藤雅雄と共編著, 岩波書店、2009年 2009 日本語
外部資金:競争的資金・科学研究費補助金
種別 代表/分担 テーマ(日本語) テーマ(英語) 期間
基盤研究(A) 代表 兵士・労働者・女性の植民地間移動にかんする研究 2011〜2015
基盤研究(A) 代表 兵士・労働者・女性の植民地間移動にかんする研究 (平成26年度分) 2014/04/01〜2015/03/31
挑戦的萌芽研究 代表 近代ピアノのマテリアル・ヒストリー A material history of the piano 2015/04/01〜
基盤研究(A) 代表 兵士・労働者・女性の植民地間移動にかんする研究 (平成27年度分) 2015/04/01〜2016/03/31
挑戦的萌芽研究 代表 近代ピアノのマテリアルヒストリー (平成27年度分) 2015/04/01〜2016/03/31
挑戦的萌芽研究 代表 近代ピアノのマテリアルヒストリー (平成28年度分) 2016/04/01〜2017/03/31
基盤研究(A) 代表 第二次世界大戦期植民地兵の研究―植民地世界の戦争・労働・ジェンダー (平成28年度分) 2016/04/01〜2017/03/31
担当科目
講義名(日本語) 講義名(英語) 開講期 学部/研究科 期間
日本史学(講読) Japanese History (Seminars) 前期 文学部 2013/04〜2014/03
西洋史学[英](講読) European History (Seminars) 前期 文学部 2013/04〜2014/03
現代史学(講義) Contemporary History (Lectures) 通年 文学部 2013/04〜2014/03
現代史学(演習) Contemporary History (Seminars) 通年 文学部 2013/04〜2014/03
現代史学(卒論演習) Contemporary History (Seminars) 通年 文学部 2013/04〜2014/03
現代文化学[英](講読I) Basic course of Modern Culture & History (Seminars) 前期 文学部 2013/04〜2014/03
卒業論文 Graduation Thesis 通年集中 文学部 2013/04〜2014/03
二十世紀学(演習) Twentieth Century Studies (Seminars) 通年 文学研究科 2013/04〜2014/03
現代史学(演習) Contemporary History (Seminars) 通年 文学研究科 2013/04〜2014/03
修士論文 Master's Thesis 通年集中 文学研究科 2013/04〜2014/03
日本史学(講読) Japanese History (Seminars) 前期 文学部 2014/04〜2015/03
西洋史学[英](講読) European History (Seminars) 前期 文学部 2014/04〜2015/03
現代史学(演習III) Contemporary History (Seminars) 通年 文学研究科 2014/04〜2015/03
二十世紀学(演習) Twentieth Century Studies (Seminars) 通年 文学研究科 2014/04〜2015/03
現代史学(演習) Contemporary History (Seminars) 通年 文学研究科 2014/04〜2015/03
修士論文 Master's Thesis 通年集中 文学研究科 2014/04〜2015/03
卒業論文 Graduation Thesis 通年集中 文学部 2014/04〜2015/03
現代史学(演習) Contemporary History (Seminars) 通年 文学部 2014/04〜2015/03
現代史学(演習III) Contemporary History (Seminars) 通年 文学部 2014/04〜2015/03
現代史学(講義) Contemporary History(Lectures) (Lectures) 後期 文学部 2014/04〜2015/03
現代史学(講義) Contemporary History (Lectures) 前期 文学部 2014/04〜2015/03
現代文化学[英](講読I) Basic course of Modern Culture & History (Seminars) 前期 文学部 2014/04〜2015/03
二十世紀学(演習) Twentieth Century Studies (Seminars) 通年 文学研究科 2015/04〜2016/03
二十世紀学(特殊講義) Twentieth Century Studies (Special Lectures) 前期 文学研究科 2015/04〜2016/03
二十世紀学(特殊講義) Twentieth Century Studies (Special Lectures) 前期 文学部 2015/04〜2016/03
二十世紀学(特殊講義) Twentieth Century Studies (Special Lectures) 後期 文学研究科 2015/04〜2016/03
二十世紀学(特殊講義) Twentieth Century Studies (Special Lectures) 後期 文学部 2015/04〜2016/03
修士論文 Master's Thesis 通年集中 文学研究科 2015/04〜2016/03
卒業論文 Graduation Thesis 通年集中 文学部 2015/04〜2016/03
現代史学(演習) Contemporary History (Seminars) 通年 文学研究科 2015/04〜2016/03
現代史学(演習) Contemporary History (Seminars) 通年 文学部 2015/04〜2016/03
現代史学(演習III) Contemporary History (Seminars) 通年 文学研究科 2015/04〜2016/03
現代史学(演習III) Contemporary History (Seminars) 通年 文学部 2015/04〜2016/03
現代史学(特殊講義) Contemporary History (Special Lectures) 前期 文学研究科 2015/04〜2016/03
現代史学(特殊講義) Contemporary History (Special Lectures) 前期 文学部 2015/04〜2016/03
現代史学(特殊講義) Contemporary History (Special Lectures) 後期 文学研究科 2015/04〜2016/03
現代史学(特殊講義) Contemporary History (Special Lectures) 後期 文学部 2015/04〜2016/03
ILASセミナー ILAS Seminar 前期 全学共通科目 2016/04〜2017/03
二十世紀学(演習) Twentieth Century Studies (Seminars) 通年 文学研究科 2016/04〜2017/03
修士論文 Master's Thesis 通年集中 文学研究科 2016/04〜2017/03
卒業論文 Graduation Thesis 通年集中 文学部 2016/04〜2017/03
現代史学(博士論文指導) Contemporary History (Seminars) 通年 文学研究科 2016/04〜2017/03
現代史学(演習) Contemporary History (Seminars) 前期 文学部 2016/04〜2017/03
現代史学(演習) Contemporary History (Seminars) 通年 文学研究科 2016/04〜2017/03
現代史学(演習III) Contemporary History (Seminars) 前期 文学研究科 2016/04〜2017/03
現代史学(演習III) Contemporary History (Seminars) 前期 文学部 2016/04〜2017/03
現代史学(演習III) Contemporary History (Seminars) 後期 文学研究科 2016/04〜2017/03
現代史学(演習III) Contemporary History (Seminars) 後期 文学部 2016/04〜2017/03
現代史学(講義) Contemporary History(Lectures) (Lectures) 後期 文学部 2016/04〜2017/03
現代史学(講義) Contemporary History (Lectures) 前期 文学部 2016/04〜2017/03
現代文化学(基礎演習II) Basic course of Modern Culture & History (Seminars) 通年 文学部 2016/04〜2017/03
二十世紀学(演習) Twentieth Century Studies (Seminars) 通年 文学研究科 2017/04〜2018/03
二十世紀学(特殊講義) Twentieth Century Studies (Special Lectures) 後期 文学研究科 2017/04〜2018/03
二十世紀学(特殊講義) Twentieth Century Studies (Special Lectures) 後期 文学部 2017/04〜2018/03
修士論文 Master's Thesis 通年集中 文学研究科 2017/04〜2018/03
卒業論文 Graduation Thesis 通年集中 文学部 2017/04〜2018/03
現代史学(博士論文指導) Contemporary History (Seminars) 通年 文学研究科 2017/04〜2018/03
現代史学(演習) Contemporary History (Seminars) 前期 文学部 2017/04〜2018/03
現代史学(演習) Contemporary History (Seminars) 通年 文学研究科 2017/04〜2018/03
現代史学(演習III) Contemporary History (Seminars) 前期 文学研究科 2017/04〜2018/03
現代史学(演習III) Contemporary History (Seminars) 前期 文学部 2017/04〜2018/03
現代史学(演習III) Contemporary History (Seminars) 後期 文学研究科 2017/04〜2018/03
現代史学(演習III) Contemporary History (Seminars) 後期 文学部 2017/04〜2018/03
現代史学(特殊講義) Contemporary History (Special Lectures) 後期 文学研究科 2017/04〜2018/03
現代史学(特殊講義) Contemporary History (Special Lectures) 後期 文学部 2017/04〜2018/03
現代史学(講義) Contemporary History (Lectures) 前期 文学部 2017/04〜2018/03
現代文化学(基礎演習II) Basic course of Modern Culture & History (Seminars) 通年 文学部 2017/04〜2018/03

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部局運営(役職等)
役職名 期間
専修主任 2015/04/01〜2018/03/31
系代表 2016/04/01〜2017/03/31
自己点検・評価委員会委員 2017/04/01〜2019/03/31
アフリカ地域研究資料センター学内研究担当教員 2014/04/01〜
その他活動:国・地方公共団体での活動
委員会名(日本語) 委員会名(英語) 役職名 公共団体の名称 期間
日本学術会議 Science Council of Japan 連携会員 2011/10/1〜